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心のホッとコラム ~K-TASのカウンセラーから~

保育園から企業まで

保育園から企業まで

東京の目黒駅の近くに、20年ほど前からオフィスを構えています。
以前は小学校から大学に至る教育関係で仕事をしていましたが、それでは対処が遅すぎると感じ、保育園という人生初期の時代に、予防的に働きかける立場をとることにしました。
発達障害を主とする様々な子ども達の問題も、脳の機能の問題ととらえ、周りが適切な対処をすることで、小学校に入る頃には影を潜めて行くという事実を日々目にしています。
企業の中でも同じで、不適応を起こしている社員の方にはご自身の脳の特性を理解して頂き、周りの方には適切な対処をして頂く、といったことで状態はだいぶ好転します。

歳の多少はあっても、脳機能という面からの切り口は非常に重要で、私の臨床の中では問題をひもとく一助となっています。来談者の方にとっては、わかりやすい理論で対処方法が明確であるため、解決志向の方がいらっしゃることが多いようです。

経営者育成とカウンセリング

ある産業系の新聞の記事で、社員をやる気にさせるには4つの原則があると経営指南者が書いていました。
① 出来事よりも感情を取り上げる
② 批評、批判、善し悪しは言わない
③ 自分の考えや方法を押しつけない
④ 秘密を守る
あれ? カウンセリングをかじった方ならおわかりの通り、まさにカウンセリングの姿勢そのものです。カウンセリングの入門書には同じように望ましい姿勢が記載されていると思います。
これらから導き出されるのは、切り口は違っても、人間が前に進む、進化していくためには、問題を解決する、安心して前に進むのに必要な環境が必要で、流派や切り口を問わずその環境の構成要素は同じだと言うことのようです。
自分一人で解決するに越したことはありませんが、人の力を借りてさらなる解決の道を模索してみるというのも健康的で魅力的だと思います。

井口和子

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