Author Archives: 丸山 茂人

よろしくお願いします。丸山

改めまして、自己紹介を致します。カウンセリングルームぶどうの木 の丸山と申します。

この相談室を開設(開業)してから、8年になります。開設とほぼ同時期にこのK-TASにも参入させてもらいました。

相談室を開業する前は、精神科のクリニックの心理士、そしてかたや学校のカウンセラーと二足の草鞋を履いて、あくせくと毎日を送ってきました。クリニックでは主に精神疾患の患者さんとカウンセリングやデイケアでかかわり、学校では様々な悩みを持ちながら成長する途上でもがき苦しむ生徒たちとかかわってきました。

医療現場と教育現場、この2つの臨床現場で長く経験してきたことは、こうして相談室で仕事をしていく上でも大きな糧となっていて、今もなお一臨床家としての私を支えています。

個人開業とともにK-TASに参加するようになって、主に学校など教育現場での教職員の方々にメンタルヘルスの研修を行ってきました。教員は昨今、言うまでもなくストレスフルな仕事です。研修をやって分かったことは、生徒や様々な問題で日々ストレスに晒されている状態が続くと、自分がストレス状態や精神的疲労に陥っていることさえも無自覚になってしまうということです。教員たちにメンタルヘルスの研修を行うと、「自分が体調不良なのはやっぱりストレスのせいだったんですね」なんて、この機会にようやく自覚できたというような声を多く聞きました。

こういったことは学校現場だけではなく、様々な職域、職種で広く共通している問題だと思います。ストレスの問題に無頓着になっていたり、心の病気というものに準備がない職場は、普段日常の仕事においてもどこか荒んでいて、リスクが高い状態になっていると思います。

体の健康を保つことと軌を一にすることですが、良い仕事をするためには、心の健康を保つことが大切です。そして、自分または他の職員が心の健康を崩してしまったら、それ以上悪化させない適切な対応を心がけることが大切です。心の健康を回復していく過程というのは、体の病と違い、目に見えず、なかなか捉えることが難しいと感じられるかもしれません。

メンタルヘルスの研修を受けることによって、まず、自分たちが抱えているストレスについて理解し、心の健康を保つこと、さらに心の健康を害してしてしまったときの対処の仕方を具体的に学ぶことができます。

今後も私は、このK-TASのいちメンバーとして、皆様の職場、そして職員のお一人お一人の心の健康を保つ有意義な機会を作るために、尽力してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。